【01Blog】大企業からStartupで学んだこと(9)「具体性が無い」

2013.12.12

あの人の話は具体性が無いんだよねー。 というのをCEOの横に居て聞いたことがある。これは一つのその人と何かをする上での判断かも知れない。他のシリアルアントレの時もそうだった。誰かと打ち合わせや情報交換をする場合、うまい例を思い付かないが、架空でインドネシアの話をする場合、「インドネシアでは経済が伸びていて消費財が売れていて、でも、ユーザはまだネットを見ないのでここはTVコマーシャルを打って・・」というのと、「インドネシアではアイスクリームのこのテイストの物が売れていて、後は、これこれのニーズから、車の洗剤が売れていて、これこれデパートの何さんあたりがこれを、この場合、この人に話をすれば。。。」と、ニュアンス的にブレークダウンするだけでは無いのであるが、より後者の方が具体的である。あるいは、過去はこうだったが、今はよくわからないとか、ライブ感にかけるものもそうであろうか。概要的に総論的な定性的(かつくくりが大きい)な話が多い時もそうであろうか。 つまり、次のアクションがイメージ出来ていない会話の場合は、あまり組む相手ではないのかな?という感じである。総論賛成的なことやこうすべき的な意見はその業界にある程度携わっていたりすれば言えなくも無いであろう。では、実際にビジネスを組み立てる上で次のアクションを「明確」に「思い描ける」ような会話をしている人が「具体性のある」人であり、そうではない人は「具体性がない」。特に起業系ではタイムイズマネーの度合いが高いので具体性のある話をする人を選んでお付き合いする必要もありそうである。

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