【01Blog】The 01LIVE(2)日本の新規事業・起業のカタチ

2013.12.15

日本の新規事業と起業の形を本音で語ろう!と題して国内のMBAの方を集め12月20日に座談会兼イベントを行う予定である。先日、早稲田MBA在校の濱地さんと事前のディスカッションを行った。ここには打ち合わせメモ的なイメージをまとめておきたい。 日本の起業のカタチとはどのようなものか。前に、「日本を起業大国に?」というブログを書いた。日本ダメダメ論を展開する人も多いであろう。「失敗を恐れる」「大企業でぬるま湯に浸かっている」「国のやり方が悪い」「国際的ではない」「最近の学生は・・」などいくらでもこの手の自虐的な話は出てくるだろう。最近は色々経済的に厳しい部分もあるが、米国に関して「シリコンバレーはどうだ・・」「ハーバードでこうだ・・」という米国はすごくて日本はダメだという意見も多数聞かれる。仮に本当に日本が新規事業でも起業でもダメなのであれば、では、早々に米国に移住するわけにもいかないし、生き馬の目を抜くような新興国市場だ!とも直ぐにはいかないであろう。次のアクションはどうしたら良いのか?「こうすべき!」的な話は出てくるであろうが具体性にはかけるかも知れない。結局なんのアクションも興せないレベルの話(改善すべき大きな話の羅列)のであれば議論の意味合いも薄くなってしまう。 私が思うに、シリコンバレーや米国はすごいとは思うが、同じようなやり方でやっても先方のスペックで戦うので不利だし、そもそも、そんな市場は日本にはない。では、逆に日本の良い所はなんなんだろうか?良い部分は他から学ぶとしても日本型の新規事業や起業のカタチはどのようなものであろうか?というのを今回は日系のMBAの方々を集めてディスカッショし、そこそこ具体的なアクション(仮に小さいことでも)を出せたら良いと考えている。 また、ASEANが統合するAECは2015年であるが、日本としてこのような新興国に対してどのように関わっていくかもディスカッションしてみたい。日系のMBAである程度提言ができるようであればディスカッションは継続して続けていくことも考えている。まずは、初回の12月20日を頑張りたい。

・・・