【01Blog】起業家が何故か素直な理由

2014.05.27

起業家の方とお話するとそこそこ有名な方でも結構素直に事業に関してお話を聞いてくれるケースが多いことに少し驚かされることがあります。例えば、資金調達をしたばかりとか、IPO目前とか、あるいはそれを達成した後など、このような状況ではちょっとした時の人であり、少し上から目線だったり、アクが強かったりということは往々にして想像できるのですが、そうではないと思うことが多いです。 このようなことは、事業の話とか専門分野の話で非常によく見られると感じております。 私が想像するにその原因は大きくは「事業をなんとかしたい」ということに集中しており、細かくは、「人事採用をなんとか」とか、「営業をもっとどうにか」という非常にどうやったらうまくいくか?に集中している状態だからではないかと思っております。 しかしながら、一般のサラリーマンだったとすると、必ずしも事業に集中しているわけではなく、色々な趣味だとか、ライフタイムバランスなどを考えたり、勉強したりと、私もそうですし誰でもそうですが、プライドもあるし、自負もある。色々な雑念が頭のなかをこだまする。 起業系では「その事業領域でのビジネス立ちあげ」に関して、非常に能力開発が早いと思っております。それは、「意思決定の回数」の差でもあると思うと同時に、この事業に集中して雑念が働いていない状態というのも大きいのではないかと思っております。

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