IoT(Internet of Things)をARMとIntelから占う
Internet of Thingsはものすごい勢いで伸びることが予測されておりますね。様々なStartupも出てくると思うんですが、通信技術も去ることながら、コアであるProcessorの能力にIoTのかなりの部分が左右されるところもあると思います。今回はプロセッサの雄である
ARMとIntel(主にx86系)の動きを簡単ですが確認してみたいと思います(下図の薄いブルー部分は急激にThingsが伸びることが予測されてますね)。
ご存知の通りIntelはPC業界では強いのですが、Mobileになるとそもそも消費電力が低い設計思想を持つARMの方が優勢な部分があります。もちろん、この急成長するセグメントに世界のIntelが気合が入っているのは当然ですので、この2社の戦いがIoTの世界にもプラットフォームとしては大きな影響を与えるのは間違いないと思います。
Intelの考えるIoTは動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=Q3ur8wzzhBU
また、Intel発の
Infographicもあるので参考に。 Smart Dust(チリのように小さいコンピュータ)やFacebook for Thingsという概念は面白いですね。
次にARMの方ですね。ARMがEconomistと協力して創ったReport(2013)がありますので参考に →
EIU_Internet_Business_Index_WEB
Computex2014(台湾)でのVideoがあります。ここで市場機会やエコシステムに関して話していますので、少しピックしてみましょう。
市場機会としては、「データセンター・インフラ」、「時計などのウエアラブル」もありますが、このマイクロサテライトはいいですね。
後は、SDカードなどで通信機能を持たない機器を簡単にネットに接続できると。
ざざざっとプロセッサと機器が並べてあります。消費電力やサイズがかなりIoTの世界では問題になりますので技術革新が欠かせませんね。
このARMのエコシステムへの参加者が述べられております。今後、Startupをする上で参考になりそうです。
ビデオ自体は下記をご覧になってください。
https://www.youtube.com/watch?v=KvUuBTfEsAA&index=6&list=PLgyFKd2HIZlYJtScWpuPO3_gR1L3NQI44
「
世界が変わりそうな予感がしますね」。沢山のStartupやNew Businessが生まれてくるのでしょう。個人的にはドイツが進める
Industries4.0に注目してます。
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