【01Blog】Internet of Things(IoT)の未来をARMとIntelの戦略から垣間見る

2014.08.17

IoT(Internet of Things)をARMとIntelから占う Internet of Thingsはものすごい勢いで伸びることが予測されておりますね。様々なStartupも出てくると思うんですが、通信技術も去ることながら、コアであるProcessorの能力にIoTのかなりの部分が左右されるところもあると思います。今回はプロセッサの雄であるARMとIntel(主にx86系)の動きを簡単ですが確認してみたいと思います(下図の薄いブルー部分は急激にThingsが伸びることが予測されてますね)。 ご存知の通りIntelはPC業界では強いのですが、Mobileになるとそもそも消費電力が低い設計思想を持つARMの方が優勢な部分があります。もちろん、この急成長するセグメントに世界のIntelが気合が入っているのは当然ですので、この2社の戦いがIoTの世界にもプラットフォームとしては大きな影響を与えるのは間違いないと思います。 Intelの考えるIoTは動画があります。 https://www.youtube.com/watch?v=Q3ur8wzzhBU また、Intel発のInfographicもあるので参考に。 Smart Dust(チリのように小さいコンピュータ)やFacebook for Thingsという概念は面白いですね。   次にARMの方ですね。ARMがEconomistと協力して創ったReport(2013)がありますので参考に → EIU_Internet_Business_Index_WEB Computex2014(台湾)でのVideoがあります。ここで市場機会やエコシステムに関して話していますので、少しピックしてみましょう。 市場機会としては、「データセンター・インフラ」、「時計などのウエアラブル」もありますが、このマイクロサテライトはいいですね。 後は、SDカードなどで通信機能を持たない機器を簡単にネットに接続できると。 ざざざっとプロセッサと機器が並べてあります。消費電力やサイズがかなりIoTの世界では問題になりますので技術革新が欠かせませんね。 このARMのエコシステムへの参加者が述べられております。今後、Startupをする上で参考になりそうです。 ビデオ自体は下記をご覧になってください。 https://www.youtube.com/watch?v=KvUuBTfEsAA&index=6&list=PLgyFKd2HIZlYJtScWpuPO3_gR1L3NQI44 「世界が変わりそうな予感がしますね」。沢山のStartupやNew Businessが生まれてくるのでしょう。個人的にはドイツが進めるIndustries4.0に注目してます。

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