【01Blog】リアルな起業に伴走し、来たる未来の戦いに備えよ!

2014.08.30

はっきり言っていきなり起業するのは男前だが、リスクが高い。伴走の機会を最大限活用せよ 多くの人は起業における成功ストーリしか知りません。もっと言うと、成功した「」に考えられたロジックと創られたストーリに酔いたい人が多いからです。もちろん、私もその一人です。成功談の創られたストーリはなんとも甘美なので大好きです。人は事実よりもフィクションを好むという話があります。実は事実を人は精神的に聞きたくないのです。 問題は、実際に起業する時にはこの成功ストーリがほぼ再現性不可能で、あまり役に立たないか、場合により毒になるからです。なぜなら成功した起業家は相当綺麗なことしか言いませんし、誰もテレアポと営業で(それも一日100件回ったと定量に圧倒されるならともかく)天下を取った!とは言いたくないからです。起業家は次の起業なのか投資家になるのか分かりませんが、次に備えてわざわざかっこ悪い話や、自分の弱みの話をしません。「そう、勝つために全てが戦略的なのです。そしてそういう人が勝つのです。」、問題はそれに乗せられる側になってはイケマセン。 さて、、 起業に関しては仮に伴走者になれる機会があれば是非、活用してください。要は、CEOにリスクは取らせて創業期から携わるのです。これはパートタイムでもいいし、リアルに伴走する。私も昔、サラリーマンだったころ起業したいと言ったらその後ご一緒させて頂いたIT系StartupのCEOに止められました。「相当の確率で失敗するからやめた方が良い」と。しかし、その会社がはけた後は「未経験者では無いんだから大丈夫」です。もちろん、CEOの能力はCEOにならないと付きませんし、実際に自分で起業しないとその能力自体はゼロのままです。これは勘違いしてはイケないんですが、同時に、状況は頭に入っているんです。 なぜ、こんなにCEOは決めないんだ? → 起業した後には、なるほどこういうことか。。 良く、こんなにいい事ばかり言える?(言えない) → なるほど、こんなふうに周りはモチベーションを維持する(落とす)のか? なんでこんなに仲悪くなるんだ? → なるほど、確かに。。 などです。これをリアルに伴走して経験する機会はかなり貴重です。自分が戦う時になったら非常に腹落ちしてくる。それはきっとあなたの未来の戦いの一助となることでしょう。 予行演習は所詮、予行演習かも知れません。リアルな起業に伴走するのは、所詮、伴走かもしれません。しかし、しないとしたのでは雲泥の差です。そして、それが(予行やケーススタディ等でのグループワークではなく)リアルな起業の現場に立ち会えるなら、僕は非常に素晴らしいと思います。将来自分が戦う時にまるでデジャブーのように腹落ちしてくるからです。 これは訓練ではない。繰り返すこれは訓練ではない。

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