【01Blog】アントレプレナーたちの「心のかたち」

2014.09.28

アントレプレナーたちの「心のかたち」 01Dojoを始めとして最近は様々な起業・独立をされる方、新規事業を企業で行われる方と話す機会を多く持つと色々なことを考えさせられます。それが独立であろうと、起業(伸びるスケール型)であろうと、あるいは企業内の新規事業であろうと共通して思うのはその人の「心のかたち」です。 01Boosterはシェアオフィス機能が偶発的ビジネスを興す上での一つの目玉ですし、IT以外、独立のようなものも応援してます。もちろん、主軸はスタートアップや企業の新規事業でもあります。 ビジネスモデル自体は知見差があるので(規模感などが)バラつきますし、様々なビジネスの形があり得ます。新しいものは答えがありませんので、当然、その人達は悩むし、いわば、グルグル回るわけです。 上野公園の桜 一つでは無いのでしょうが、その人の中には何がしかの軸の存在をいつも感じます。簡単に言うと、外から見てなんでそういう意志決定をするのか?あるいは、それは儲からない、マネタイズが難しいと言っても、その時はそうですねよ、となりますが、結局同じようなところに戻ってくるからです。 当然、できるだけ多くの方に最終的に成功して欲しいので、あれこれと言うわけですが、多分、自分がコメントしているのはその人の「心のかたち」の一部が顔を出して、ビジネスモデル的な物になったものに対してなので、ちょっとずれている気がするんですよね。要するに、その人の心の方向性や広がりが10の大きさがあって、実際にはその中の1とか3とかが顔を出してビジネスモデルになる。特に初度は情報不足です。そうなると、この1-3の大きさ+情報不足にコメントすることになりますので、残りの7を理解していないが故に、結局、あれ?となるところです。 そこで最近はビジネスプランの話を聞く前に、その人の「育ってきた環境」や、そもそも「あなたが何をしたいのか?」を先に色々聞いてます。そうするとその人の意思決定の理由がわかってきます。親との確執だったり、子供の頃のトラウマだったり喜びだったり、会社の時に経験したことなど、何かショッキングな事がその人の「やりたいこと」を形作るようです。誰か個人への恩のようなものだったりもします。「やりたいこと」は必ずしもビジネスの業界ではなく、新しいことを興したいという「起業」そのものだったりもします。イントレプレナーを目指す人の中には会社への恩を強く感じている人もいます。 品川のビル群 この「やりたいこと」は「思い込み」とはちょっと軸が異なります。ここに留意。簡単にいえばその人の意思決定の骨格です。 自分探しというのもなんですが、今一度、モヤモヤしている人は自分の心や過去に関して深堀りしてみると良いように思えます。多くの人が思い込みとは別の形での「心の軸」を持っているように最近は思えるからです。もしかしたら自分ではわからないかも知れないので、人と話していく中で整えて行くのもありますね。 私自身がどうかというと、過去の日本市場でのデッドエンドでどうしても市場を日本に絞るのを本能的に避けたがる。もう一つはプラットフォーマー的な行動特性を取りますね。例えば、一つの製品のトップ営業よりも、営業側が総じて利益を得られるようなマーケティング側。多分、今後も同じなんだと思います。なんとなくですが、小学生の頃から変わっていない(海外はともかく)と思えます。 今一度、目の前のビジネスモデルを創る前にそもそも自分の心の中に何が入っているのかを考えてみるのも良いかも知れません。 "Find and follow your heart and your dreams will come true." あなたの声を見つけそしてそれに従えは夢は叶う / 英語の名言より

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