起業の定義が人により異なると思えます。今一度整理しましょう。
色々な方とお話をしますが「
起業」という言葉に関しても人それぞれです。例えば、会社を創ったら起業した!という人も居ますし、ここらへんも今ひとつ明確ではないですね。会社を創って起業したというのは会社を辞めているのであれば、いわゆる
プータローと紙一重ではあります(戒めとして)。
次に、起業でもいわゆるファミリービジネスや中小企業、あるいは、Startup、そして、規模を追求するタイプなど様々です。
起業に近い言葉として、英語の「
Entrepreneur」があります。この定義は
Dictionary.comによると、下記ですね。直訳すれば、リスクと強いリーダシップを取ってビジネスを進める人という感じですね。
Entrepreneurshipに関してもリスクを取って経済的リターンを最大化する、リーダシップなどなどの意味合いがあります。
a person who organizes and manages any enterprise, especially a business, usually with considerable initiative and risk.
緩くまとめるとリスク+リーダシップ+リターンの最大化をする人というところでしょうか。
また、
Global Entrepreneur Monitorなどによると、「Opportunity」型と「Necessity」型に分かれます。日本語に直すと「事業機会」型と「生計確立」型となります。
日本語での説明では「
事業機会を追求するために起業するタイプ(事業機 会型)と、起業以外に選択肢がなく必要に迫られて起業するタイプ(生計確立型)に区分している」となり、これが完全に意味を表しているかは分からないですが、Entrepreneurと言われる人は前者になるかと思われます。女性起業家の特徴などは
こちらに。
個人事業主であれば億円単位に乗れば生活的には正直十分すぎるでしょうし、それ以上大きくしたくないという人も居るでしょう。中小企業では成長をそこまで望まないところも多いようです(中小機構の
資料より)。ここ(
中小機構)では、「地域需要創出型」と「グローバル成長型」としています。後者は日本全国または世界を目指して成長したいと思っているということですね。7割が成長をそこまで望んでいないというとことです。どちらが良いかは個人の考えにもよりますが、グローバル成長型は下記の特徴があります。
- B2Bが多い
- 売上が高め・成長率が高め
- 雇用数が多め
- 比較的起業家が若い
フィリピンより
さて、どちらが良いか悪いかという議論をするつもりも無いですし、そもそも良い悪いも主観的なものですが、下記の組み合わせでしょうか。
- スケール型 vs ファミリービジネス
- 事業機会型 vs 生計確立型
- グローバル成長型 vs 地域需要創出型
01Boosterとしては日本自体が新しい事業を産めないという課題を解決することを目的としております。このため、日本の経済発展の衰退を避けると共にアジアを始めとした世界の発展を目指し、雇用を創出するなどの考えのある01Boosterとしては、1000億企業を100個以上創るという目標を掲げており、スケール・事業機会・グローバル型が我々の主体とするターゲットセグメントとしております。
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