【01Blog】農業系スタートアップが実は熱いのでは?

2015.02.02

農業系スタートアップは抱える問題が巨大なだけに相当熱いかも知れません。 日本でも盛り上がっては居ると思いますが、そこまでか?と言われるとですね。どちらかというとそれ(農業の未来)を問題視している人が多いというのが現実かもしれません。フードフィットネス&ウエルネスと見てきましたが、日本ではそこまで盛り上がっているか?という状況なものの世界を見回すとこれらの分野は投資を含めてかなり盛り上がってます。農業などは生活の根幹ですから、盛り上がっていないはずはないと思えるのです。少しまとめてみます。 農業人口は下記グラフの通り、世界では40%程度と過去に比べてかなり下がっているものの、依然として世界の人口の多くの部分が農業に従事している事になります。 農業人口http://data.worldbank.org/indicator/SL.AGR.EMPL.ZS/countries?display=map さて、農業系のアクセラレーターやNewsソースはどうなんでしょうか。 Farm2050 FARM2050 大きいのはGoogleのEricさんのFarm2050でしょうか。AgTechにGoogle、DuPont、Agco、UTC’s Sensitech、3D Roboticsというそうそうたる会社がサポートしようと言っております。 Thrive Accelerator Thrive 名立たるフード系の会社がサポートしている感じです。場所はシリコンバレーの南です(Salinas, CA)。この他にもIOWAなどにもあります。East Africaでも金融と農業に特化したプログラムが立ち上がるようです(マスターカード他)。2013年のものですが、ここにマップがあります。 Agfoundernews agfounder ここに様々なニュースが集められており、参考になりそうです。 Agricultural Tech Startups 次にどんなStartupが居るのでしょうか?ここに8個のAg-Techの会社が列挙されています。The Climate Corporationは気象や作物の育ち方のデータの会社です。Localfoodlabは農業系などのStartupのコミュニティサービスです。面白いのはFreight Farmsでしょうか。コンテナ型の植物栽培工場です。 Freight 0705_VC_Cover_freightfarmH*304 http://www.bizjournals.com/boston/print-edition/2013/07/05/freight-farms-sees-right-climate-for.html?page=all いずれにしろ、どんどん新しいサービスがアクセラレーターを初めとするサポートと共にこの農業分野にも誕生しており、旧来の日本の農業の新規事業のやり方の延長では立ちいかない状況は目の前まで来ているということだけは事実ではないでしょうか。

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