【01Blog】企業成長の"フシ"をどう乗り切るか

2015.06.07

企業成長における理論は30年前とさほど変わらないんですね。

企業成長の"フシ"をどう乗り切るか」というラリー・E・グレイナー [著] ; 藤田昭雄訳の論文があります。企業の成長過程で起こりえる事をまとめてあります。大まかには下記の絵図(グレイナーの組織発展モデル)が参考になります。

grainerhttp://flowone-lab.com/blog-entry-64.html

各段階の解説は早稲田大学のこの論文が詳しいです。ここここもありますね。

理論的な問題はこれらに代えるとして重要なのは、創業者にしろリーダにしろ、その人達がそれを「知っている」ことが重要ですね。知っているというのは理論を知っているという意味ではなく、自分がそのような状態にある(例えば権限移譲しないことに固執しているなど)ことを理解しているか?ということが大きいと思います。

多くの会社員は第3〜5段階しか知らないと思えます。特に日系の大手企業では第4段階の方が多いのではないでしょか。第5段階で個人がまた出てくるのはなんとも面白いですね。これがいわゆるカタリストでしょう。

その後が未知の危機ですが。この未知の危機。なんとも味わってみたいものです。

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