【01Blog】蛙の子は蛙「小さなストーリー」

2015.07.15

蛙の子は蛙。家庭環境は自分の将来に大きな影響を及ぼすということ。

全くの私事ですが、久しぶりに両親が東京に出てきたので、過去の事を色々話をしておりました。私の父は中卒ですし、特に学があるわけでもありません。床屋さんを過去に長くやっていて今は引退しております。 

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日本にも新規事業を興しやすい企業と興しにくい企業がありますが、興しやすい企業の方にお話を聞いたところ、親が中小企業の社長だったりするケースが多いです。逆に言えば、そういった人材が入りたいと思う企業であるかどうか?というのは大きいかと思います。

さて、ウチの親を見て、自営業はたいへんで、私的には絶対自営業は嫌で、サラリーマンと思って就職しました。昔はスケールするビジネスなんて想像もしなかった、というか、考えた事も、知ってもいなかったとも言えます。

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しかし、結局、意思決定が非常に父親に似ていることも母と話して気づいたところです。父親は特別にビジネスを学んだことは無いが、勘でビジネス的に合わない事はかなり大胆に止めて、方向転換していたようです。

剛、サラリーマンだけはならない方が良い

と言われて、家を継ぐのは嫌だし、サラリーマンになったのですが、どちらかというと、当時の父が言ったのは家を継げというよりは、父親が戦後の苦しい時期に丁稚奉公に出た経験から人に使われることに関して非常に辛い思いをしたのであろうと想像されます。もちろん、必ずしも会社員がそこまで当時と違って辛いわけでもないでしょう。

代表の鈴木も魚河岸の家系ですが、どのような形かわかりませんが、何か、そのような独立心的なものを知らず知らずの内に心の芯になっていったのかも?と思います。また、私のように全く、起業に向かう事を想像したこともない人がこのような立場になると、結局のところ蛙の子は蛙だなぁと思えたところです。

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