01Blog / 起業のすゝめ、起業のリスクは本当に高いのか?

2016.02.20

やはーり?

と今日思ったので。今日、某人材系大手で起業することが多いことで有名な会社出身で独立された方とお話をしました。そのまま、某人材大手にいるのと、独立された後とどっちが「転職」という観点で考えたら楽か?というと、やはり独立した方が楽とのこと。

「起業すると露頭に迷う」というのは迷信な気がします。こと転職に関しては非常に楽になります。何故なら人的ネットワークの数が会社員の時と比較にならないほど多くなるからです。特に異業種系の。職種にもよるでしょうが・・

名刺の数が物凄い勢いで無くなっていきます。

社外の人とあまり話せない環境の企業もありますからね。確かに趣味を通じて知り合う人でも良い人脈になりますが、やはりビジネスを通じて会っている方の方が圧倒的に仕事系の話になり易いでしょう。どのような能力があるかは仕事の接点を持っているので簡単にリファレンスも取れますので。これも業種に依るんですが・・・

起業系は生きていくために目的志向型になるので目的が不明確な異業種交流会には出なくなります。漠然とすごい人の話も目的に合わないのであれば聞きに行かなくなります。その結果、目的が揃った人たちとの集まりに行きます。当然「動く」ビジネスの方向に進む機会も増えます。

確かに起業自体の立ち上げは大変ですね。でも、ベンチャー系は転職が楽になりますね。いきなり人材流動性の高い外資に来た気分です。

そんなにバラ色とも思いませんが、年齢制限もなくなり、仕事ができればちょっと一緒にやらない?という話も出てくるし、老舗では難しいかも知れませんが、そこそこの新興企業や中堅では事業部長や海外の拠点長という類の話も出てきます。日本法人の社長とか。

もちろん、それは個人の能力にも依るとは思いますが、食いっぱぐれないという意味では起業やベンチャーは悪く無い選択肢です。

確かに起業家の方は、大見得を切って起業された人も居ると思うので、恥ずかしいから会社員に戻りたくなかったり、会社勤めは既にできない人になっているかも知れません(⇒このリスクだけは考慮を。耐えられない可能性が高くなります)。ベンチャーの定義も難しいですが、個人的には立ち上げ間もない数人の会社に入らないと単に辛い会社員と変わらないと思いますが、創業期に入れば、創業者利益の可能性も転職の可能性も増えます。何も自分がCEOにならなくても良い。COOでも、営業責任者でもなんでもいいんです。

創業者利益の可能性があり、失敗しても転職も有利。完全に創業系だと上の理由で会社員に戻るのは辛いかも知れませんが、もう少し後だったらどうでしょう(数名の時にJoinとか)?

・創業者利益が得られる可能性があり

・人に会いまくるので転職にも有利に働き、年齢制限も取れそう

・自分が起業する時の予行演習にも、人脈形成にもなる

さぁ、もう一度聞きますが、起業そのものはともかく、創業時またその少し後にベンチャーにJoinすることが短期的には給料も保証も無いですが、そこまで不利でしょうか?ちょい噛みでいいとこ取りはちょっと?ですが、フルコミットしてみる価値もありそうですね。

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