交渉というのはなかなか難しいですね。このような訓練を日本はなかなかできてませんね。
1. 交渉の意味
そもそも交渉とはなんなのか。この定義ですね。ここに定義がありますが、ざっくりいいますと。
交渉とは利害関係が生じている中で相互が受け入れられる条件を導き出す行為
といえます。
2. 交渉の本筋は
一方で、勝つ・敗ける・落とし所という考え方をすると今ひとつで。。。
例えば、この「勝つ・敗ける・落とし所」だけの発想の場合、紙箱に入ったお菓子を想像すると、お菓子を半分に分けますか?という感じになりますが、お菓子はAさんに、紙箱は「燃料として」Bさんにという発想が出てこずに、双方がWin-Winになるような答えが出てこないというところがあります。
また、交渉は決裂するかも知れないので、対等に話せるという特徴があります。
3. 交渉における要素
ここに、交渉のステップがありますので、参考に。交渉の基本概念で、BATNAとZOPAがあります。
BATNA(Best Alternative to a Negotiated Agreement)
交渉が決裂した時の最善の次善案ですね。PlanBに似てますね。
ZOPA(Zone of Possible Agreement)
合意が可能な領域ですね。例えば、Min2000万 / Max3000万で受注しようというようなイメージ。