01Blog / ベンチャー支援に重要な要素とは

投稿者:Tsuchiya Kenji
2017/02/10 00:00

ゼロワンブースターはこれまで、いくつものコーポレートアクセラレータを運営してきた。運営者としてプログラムに深く関わる程「ベンチャー企業にとってのゼロワンブースターの提供価値は何か」と日々考えさせられる。

そこで、今回はコーポレートアクセラレータを運営する上で気づいた「ベンチャー支援に重要な要素」を、まとめてみたいと思う。


■ベンチャー支援においては、ベンチャーとの【信頼関係】が重要

私は当たり前に日々ベンチャー支援を行う中で、【信頼関係】の重要さを痛感している。

【信頼関係】と一言で言うと、当たり前なことだと感じられるかもしれないが、

自社のサービスや製品について確固たる想いを持っているベンチャー企業と外部者が信頼関係を築くことは簡単ではない。

説明会やプラン募集、メンタリングなど多分に接点があるにも関わらず、大手企業とのプログラムに採択されて初めて「ゼロワンブースターを意識する」ことが多いのではないかと思う。

また、ベンチャー企業には日々失敗が付きまとう。

そのため、ベンチャー支援をする側は「点」でなく「線」での接点をもつ=ベンチャー企業と併走することが重要である。

  

■重要な要素は距離感とコミュニケーションの質

では、【信頼関係】を築くためにどうしたらいいのだろうか?

これには、2つの重要な要素が存在する。

1つは、【距離感】、もう1つは【コミュニケーションの質】である。

 

【距離感】については、

「起業家主導」という言葉があるが、まさにこの考えが大事であり、いつでも起業家の味方であるというスタンスを取りつつも、時には突き放すことも大事と考えている。あくまで行動するのは起業家自身だからだ。

事業を加速させるためにどういうスタンスで接すればいいか常に状況を考えながら寄り添ったり、叱咤激励もしていかなければいけない。

 

【コミュニケーションの質】については、

起業家とのコミュニケーションの頻度は少なくとも大きな視点で正しい質問を投げ掛け続けてあげることが大事である。具体的には「どうやって」のコミュニケーションではなく、「なぜ」のコミュニケーションが大事だと感じる。

「どうやって」のコミュニケーションが増えてくると、どうしても目先の利益に目が行きがちになり、思考が小さくなってしまうと考えるからである。起業家には常に、「Think Big!」であって欲しいと願い、1回1回質の高いやりとりを心がけることが重要だ。

 

ベンチャー支援について、偉そうに書かせていただいたが、私自身まだまだ、プログラムを進める上での気づきも多い。ベンチャー企業から信頼される企業となっていけるように、より一層ゼロワンブースターの提供価値とは何かを考えていかなければいけないと思う。

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Tsuchiya Kenji

MBA(経営学修士)。中央出版に入社し、B to C向けの営業に従事、完全飛び込みの訪問販売から、電話営業、アポ営業など、様々な営業を経験する。同時に早くからマネジメントの職にも就き、人材育成という面でも手腕を発揮、入社1年半で営業課のトップを務める。
7年間の在籍後、金融系ベンチャーのコールセンターSV、映像制作の営業代行を歴任し、2014年に(株)linK supporTersを設立し、代表取締役に就任。
日本地域のボトムアップという理念のもと、日本各地の生産者や中小企業の営業代行業を請け負うことを主要業務とする。
また、拠点を置く神奈川県横須賀市においては、横須賀をIT企業の集積地にしようとする構想「ヨコスカバレー構想」のボードメンバーとして、横須賀市長や行政とともに、喧々諤々の議論を重ね、本業とは別で横須賀市の活性化にも一躍かっている

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