01Blog / 組織の成功の「悪」循環を断つために

投稿者:Goda George
2017/04/29 00:00

MITのダニエル・キム教授の「組織の成功循環モデル」に関して、先日、知見者よりご教授願いました。これはなかなか味わい深い。感動しました(モデルはこのへんも参考に)!

簡単に言うと下記のサイクルです。

・・・→「結果の質」→「関係の質」→「思考の質」→「行動の質」→・・・

結果が良ければチームの関係が良くなり、思考も良くなり、行動も。。逆に、結果が悪ければ、関係も悪くなり・・という悪循環するというものです。これは会社内・スタートアップで双方に味わい深いです。

スタートアップでの組織の成功の循環モデルを考える

多分、スタートアップは成長をしていれば、ある意味うまくいくのだと思います(ベンチャー関係者必読「スタートアップが急成長を目指すべき理由」)。特にゼロ→イチのときですね。問題になるのは。

  1. 結果は(下手すると1−2年!?)でない
  2. 関係は悪くなる(CEOが合っているのか?とか、疑心暗鬼)→「多分ここが大きい」
  3. 思考の質も悪くなる、変なことをやりだす、耐える
  4. 行動も今ひとつ・・・

という状態ですね。ここで、助け合えるか、CEOや経営陣がビジョンを出せるか、空元気でも絶対未来を否定しないか、など、色々な厳しい状態が続きますね。正直、成長さえしていれば、真逆です。但し、個人的には成長による「起業の大敵、自信の向こう側にある「過信・慢心・傲慢」」もあるので、成長しているときこそ「怖い」と経営者は思う必要があるとは思います。

会社内組織で成功の循環モデルを考える

多くの会社で見られます。特に日本には成長が止まった会社が多い。これは「結果の質」が悪く「関係の質」が悪くなり(組織間の壁、責任放棄など)、「行動の質」もよろしくない(給料は出るので批判だけしている人が多いとか)というところです。多分、この悪循環に「思考の質」が内向きで悪循環が断ち切れない会社をたくさん見ます。

ここで、トップが変わって大鉈を振るうのか、あるいは、ボトムアップもありえますが、内部だけで変えるのは難しいかも知れませんね。。

思考の質には「幅」が必要かも知れません。違った見方、違った角度など、オープンイノベーションとまでいかなくても、もっと、日本企業の多くは外部の人と委託先という上下関係の「グループ」ではなく「チーム」として("真のチーム”がないから、日本は勝てない)関係を創ることを本気で進めたほうが良いかも知れません。

今の日本には真のチームが必要
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投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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