01Blog / モノから「サービス・ドミナント・ロジック」へ

投稿者:Goda George
2017/05/14 00:00

「イノベーション=技術革新」という認識が、イノベーティブな企業を窮地に陥らせる理由」という記事がご好評をいただきました。技術もあるんですが「良いものがありさえすれば売れる」という考え方も多いです。一つには「ビジネスを興す」ことが難しいということへのリテラシーが著しく低い気もしてます。

過去の成功を忘れてUnlearningすることが必要

もう一つが、ここで言うところのGDL(グッズ・ドミナント・ロジック)からSDL(サービス・ドミナント・ロジック)への変更でしょうか。更にもう一つが「JTBD」(クリステンセン教授が語る、破壊と成長のイノベーション 企業がJTBDに注目すべき理由)の考え方ですが、簡単にいえば顧客目線・顧客が本当に欲しいものは何か?を見極める力でしょうか。「JTBD」に関しては別の機会にまとめるとしまして、ここでは、GDLとSDLに関してまとめてみます。

グッズ・ドミナント・ロジック

企業の競争力を高めるICTの新たな活用法とマネジメント第2回」にGDLに関してはわかりやすく解説してあります。簡単にいえば「モノ」や「サービス」を単体で価値として考えるイメージですかね。(サービス・ドミナント・ロジック:先進企業事例に見る「価値づくり」の世界観)や(【解説】サービス・ドミナント・ロジック(SDL))も参考になります。

モノやサービスを企業が顧客に提供して支払いを得る(サービスやモノを代金と交換する)という形です。一方向なイメージですね。

サービス・ドミナント・ロジック

iPodの例が分かりやすいですね。iPod単体でいくらというモノの価値はGDLですね。一方、iPodはiTuneなどを組み合わせることで(モノとサービスの融合)、顧客の価値が変わります。

もっというと、GDLが「企業」が主役に対して、SDLでは「企業と顧客」の相互作用で全体の価値が決まっていくという形です(サービスの交換という、新しいあたりまえ)。

と、そこまでうまく説明できないのですが、多分、多くの日系企業ではGDLベースで考えているケースが多く、今後はSDL型の考え方に移行していく必要があるとは思います。その点を踏まえて、ここにその考え方の糸口をメモしておきます。

SDLとGDLに関しては、下記のSlideの44以降も参照ください。01Boosterは一緒に働く仲間を募集中です!

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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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