01Blog / 大手企業はリソースがあるから大きなことができるというのは本当か?

2017.08.20

起業することが正しいわけでもないですが、大手企業の人と話していると「リソースがあるから大きなことができる」という人と良く会います。

Yesとも言えるし、Noとも言えるかもしれません

リソースを活用できている人

実際にリソースを活用して活躍されている人もおりますね。私自身も会社に入る時にこんなことを言われたのを憶えております。

会社を利用しつくせ。会社を潰すぐらい暴れてみろ!実際には君なんかが何をやったって会社はビクともしないよ。

もちろん、悪いことで暴れろという意味ではないですし、純粋にどんどんやりたいことをやってみろという意味ですね。今のご時世では、そうも言えない部分もありますが、バブルの余波の残る時代はこんな感じだったかもしれませんね。

色々観ているに、リソースを活用できている人は政治力があって、仲間も多く、ルールを創る人のように思えます。

リソースを活用できていない人

一方で、それが「言い訳」になってしまっている人もいるかと思えます。実際に「変化率はあったのか?(経済インパクトでも社会インパクトでも)」と見てみる必要がありそうです。

一つ、誤解を問いておきたいのは「スタートアップは使えるリソースが少ない」ので何もできないか?というとそうでもないということです。

例えば、ある鉄道会社があったとしましょう。鉄道会社は強いですから沿線では大きな影響を発揮できるでしょう。お金もありそうです。一方で、そのリソースに引っ張られます。物理的には、スタートアップであれば、シベリア鉄道でも、ユーロスターでも、アメリカ横断鉄道でも、JRでも皆と組むことが可能かもしれません。動かせるリソースは時に大きいかもしれません。大型の発想や概念を持っている人が運営していればですね。

結局は自分が成し遂げたいことはなんなのか?

自分が「世界を良くする」ために成し遂げたいことはなんなのか?があり、あとは、どの手段なのか?ということかと思います。それが会社でできることであればそうだろし、時には政治家だったり、行政だったりかもしれません。国という強い力の単位もいいですが、逆からみると今度はグローバルで考えると逆にその国しかできません。

もしも、そこに起業という手段・選択肢があったら成し遂げられるとしたら?

躊躇せずに取ってみるのもありだと思います。誰もが起業で勝てるかはわかりませんが「本当にそこでは大きなリソースを使えるのか?」と真に心に問うてみて、世界を変える一歩を踏み出してみるのも良いかもしれませんね。

誰もが正しい志を遂げることができる事を願っております。

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