01Blog / お金が減ってくときの気持ち「起業の時に起こること」

投稿者:Goda George
2017/08/24 00:00

起業で問題になるカオスに関して別にまとめました(起業の「カオス」は最悪で最高の人生の夏休み)。ここに合わさって課題になるのが給料が出ないというものでしょうか。海外の場合、お金持ちのご子息が起業している場合も多いし、中には生活には困らないという人もいるでしょうから、世界共通とは思いませんが、良く課題になる点です。

もう随分前になります(自分の10年以上前?)が、ある起業された人が・・

給料が出ないってことって、こういうことなんだと分かった

としみじみ言っていた時の風景を今でも思い出します。言葉で書いてしまえばそれまでなんですが、これは実際に味わう非言語の「経験」とは違いますね。簡単に言うと・・

想像したよりもかなりキツイ、が、死ぬわけでもない

というイメージでしょうか。これは経験してみないとわからないように思います。お勧めはしませんが、これはこれで新しい経験として趣があります。人にもよるでしょうが、小生の場合を・・

とりあえず、残金を数える

中には100万円ぐらいの貯金で起業する男前の人もいますが、2年間はゼロイチ事業は立ち上がらないので、その準備(ラーメン代稼ぎでもなんでも)はして欲しいですが。とりあえず、残金、固定費を数えます。

で、あと、何ヶ月・何年ぐらい持つのか?

をよく確認してました。自分が完全にフリーな起業状態になったときは前のスタートアップのキャピタルゲインがあったので条件はかなり良い方(2年ぐらい生きていける分)ではあったと思います。一方でシングルファーザーの私としては娘をアメリカの大学(日本校ですが)に入れて、毎学期かなりの額の請求(本国よりは安いですが、日本の一般私立よりも高く、取る単位で分割で来る)が来るので、これはなかなか精神状態に良くないわけです。当然カオスのときはいったい何時稼げるのか全く不明確。

永遠にこの無給が続く(いったい何時稼げるのか?)のか?
偉そうに言い放っているから、会社員にも戻りたくない(イザとなれば戻りますが)

というイメージですかね。

イザとなったら自分だけか

これは人にも依るでしょうが、家族系は辛いですね。とりあえず、今日だめでもないし、飲みにも行けますが、でもお金は減るわけです。うーむ、うーむという感じですね。イザとなったら、琵琶湖に入水して。。(とまでは行かずに会社員になりますが、雇ってくれるかはわかりませんが)、とか考えるわけです。

いやー、子供の寝顔とか観るのが辛い時です。大変とも言えないし、うーん、困ったもんだ。と一人ひっそり不安になって寝れない夜を過ごすと。

しかし、お金が本当に無くなってこないとなかなか人って動けない

不思議なもんです。余裕があるときは、お金が減っていてもそこそこ余裕なことをやってしまうわけです。色々払ったり、海外に市場を見に行ったりと、後で、役に立つからと(立たなくもないですが)。でも、流石に先が見えてくると、まずは、かなり焦りだします。精神状態は非常に宜しくない。極端な行動に走ったり、節約に走ったりもします。

普段から努力できる人もいるんでしょうが、人間って本当に不思議で、本当に困りだすと行動しだします。私も流石にこれやばいだろう?と思って、かなり、01Boosterの事業にも本腰を入れました。

若干の収入ができてきても

すこーし給料が出るようになってもまだまだ不安。とにかく、これは、資金調達するか、とか、これやるか、あれやるか、ととにかく、なんとか生き残るために焦ります。

焦った時に止むに止まれず行動することは悪くはないが、意思決定はかなり怪しい

ですね。とにかく、極端に走りそうになります(そういう意味では一人で起業している人は注意!共同創業の相談相手はいないので)。そういう状況になっているときはとにかくまさに・・

「溺れるものは藁さえもつかむ」状態のときは、とにかく、落ち着け、今日、ダメになるわけではない

と自分に言い聞かせるわけです。

結局のところ

捨てる神もいれば拾う神も居るとまで、誰も助けてはくれませんが、とにかく、必死になる(かつ極端に走らなければ)と何かが動く気がします。全然説得力がないし、なんの学びもないんですが、結局のところ・・

なんとかなる、またはなんとかする

という感じになるように思います。これだけみると、起業ではヒーヒーという感じにも見えるんですが、不安はあるものの、こうやって売上が積み上がり、こうやって給料(役員ならば役員報酬)が出るのかという非常に人間としてベーシックな部分を知れるというのは良いかもしれませんね。一つ言えるのは・・

なんとしても生き残ること

ですね。それがどんな方法でも(悪いことはダメですが、会社に戻ろうがラーメン代を稼ごうが)生き残れはその先には未来があります。一旦はどこかにジョインするのもありです。仮に廃業するのもありです。とにかく、極端なことは考えずに、あらゆる選択肢を排除せずに生き残りましょう!

必ず未来は来ます。そして、その未来は自分が創るものです。大きな事業を創るといった大志も良いですが、まずは生き残ること。これが最優先です。
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Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

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