01Dojo 8期を振り返って

投稿者:tsunekawa tomoyuki
2017/10/10 21:00
01Boosterが事業創造のために実施している教育プログラムである「01Dojo」
10月25日(水)から9期がスタート致しますが、その前に6月から開催されていた第8期の事を振り返りたいと思います。
(写真は10月7日に行われたDemoDayの様子です)



01Dojoは、大きくわけて起業家、これから起業する方、企業の新規事業担当者といった異なる立場の参加者が一様に市場に立ち向かう独立起業家としての考え方・行動力を身につけるための、約4ヶ月の短期集中プログラムです。

第8期は、20名17チームと、これまでで最多の人数でスタートを致しました。
通常は10名程度のことが多く、これが受講者の方にとってどのような影響があるか、開催前に社内でディスカッションを行った事がありました。
人数が増えると参加者ひとりひとりの満足度が下がるのでは?
そんな不安もありましたが、これは後に払拭されることとなります。その理由は後程ほど。



また、01Dojoのプログラムは毎期ごとにバージョンアップしており、8期の特徴はヒアリングの補講を追加した事でした。

01Dojoの構成は大きく分けて3つのパートに分かれます。
Day1〜2では「起業家マインドを持つこと、自分と向き合うこと」
Day3〜Day4では「顧客を知ること」
Day5〜6にかけては「ビジネスプランやチームアップを含む、市場に対して自分の提供価値を知ること」
となっておりますが、Day3〜Day4の間に、自分の顧客は誰なのかを知るために「ユーザーインタビュー」を行います。
ここで、毎期多くの参加者が迷います。当初自分が想定した答えとは、まるで違う結果が帰ってくることが多いからです。

皆さんが起業家として、用意して臨んだそのアイディアは「考えたものなのか?気づいたものなのか?」
多くは前者だと思いますが、ユーザーインタビューを繰り返す事で、やがて顧客の本当の困り事を見つけ、
その解決方法に「気づいた」かどうか、その本当のアイディにたどり着く、いや手繰り寄せる感じに似ていますが、
皆さんの本当の強さ、提供価値に気づくための、大切な部分なのです。

また01Dojoの特徴の一つとして、毎回冒頭の「ピッチ」で自分のプランや現状をその場にいる方たちに伝えます。
3分のピッチで伝えられる事は限られていますが、繰り返すことで上手くなっていきます。
8期は人数が多いので、レクチャーの時間を確保するために、ピッチの時間やフィードバックを少し短くしたり、時間配分を苦慮する事もありました。
上記の満足度というのはこの辺のこともあって、ひとりひとりの時間が少しずつ犠牲になってしまう事を心配していました。
メンタリングの回数もまた然り、ですね。受講者の方に遠慮されてしまうようでは本末転倒であると。



しかしながら、8期の素晴らしかった点は、Day2の時には既に受講生同志で
自分のプランをアウトプットし、フィードバックし合える環境が整っていたことでした。
毎回の講義の後には、交流のためにお酒や軽食を出させて頂いてますが、
軽く酔いながら真剣に、お互いのビジネスについていつも話されていました。

冒頭に書かせて頂いた、こちら側の心配。
ピッチの時間も、メンタリングの回数も足りないのではないか?
これは全くの杞憂で、補って余りあるフィードバックの機会が、8期では自然に出来ていた事は素晴らしい事でした。

もちろん単なる飲み会ではこうはいきません。
ベースとなる01Dojoを通じ、同じ課題に対して真摯に向き合い、行動したからこそわかりあえる。
私たちは01Dojoを「アクティブラーニングプログラム」と呼び、
座学だけではなく、いかに行動するかを重視し、その環境づくりに努めておりますが、
今回は企画の意図を超えて、Dojoの受講者同志がコミュニティとして、
時にお互いを刺激し、共に成長する事が出来たのではないかと思っております。



私は01Dojo第5期のアルムナイではありますが、8期のDemoDayを見て、
今期の方たちには敵わないな…という想いで、ピッチを見ておりました。

思い返せば直前の7期では、受講者内でチームアップするなど、
参加者同志の交流で新しい価値を生む事が見受けられました。

9期でも企画側としてましては、
プログラム本体のブラッシュアップもさることながら、
受講者同士の交流やコミュニティが出来上がり、
何よりも、各自が市場に立ち向かう事業創造主体として、
短期間で成長される事を願い、その環境づくりを全力でサポートさせて頂きます。



タグ
Original
投稿者
tsunekawa tomoyuki
01Booster Inc.

01年商工会議所へ入所、経営支援業務や総務職を通じて会員企業の支援に取り組む。情報系事業の責任者としてITの活用、地域情報ポータルサイトの立ち上げなどを担当。2010年より、日本商工会議所の情報化推進委員も務め、会員管理システムの改善提言や、全国の商工会議所が共通で利用できるホームページのシステム設計などに従事。15年4月に伝統工芸を活用した事業で起業、2016年3月栃木県が主催するビジネスプランコンテストで奨励賞を受賞。16年12月よりスモールビジネスからスタートアップまで、創業期のフォローを行う担当者として01Boosterに参画。実践を重視し、市場に立ち向かえる起業家を目指すアクティブラーニングプログラム「01Dojo」の卒業生であり、現在はディレクターを務める。

tsunekawa tomoyuki の新着記事