起業チームを創るということ

投稿者:Goda George
2018/05/31 00:00

どのような場合でも起業の時に創業チームを創ること、また、人を採用していくことは皆さん課題ですね。そもそも、永遠の課題にも思えます。様々な人が様々な工夫を凝らしてチームアップを行っています。それぞれのベンチャー企業にそれぞれのストーリーがあるのではないでしょうか。きっと答えのない世界です。

アイデアはチームに宿る

本当に価値があるのはアイデアよりチーム」はかなり良い記事だと思います。アイデアに価値があるかという問いの前に、アイデアは個人というよりはチームに宿るものだと考えるとしっくりきます。つまり、一人ではなく、何名かの共鳴というイメージです。アイデアを思いつくことと、そのアイデアが動くことを証明することは違います。皆でああでもない、こーでもない、昔で言う「ワイガヤ」のようなイメージでしょうか。

昨今はチームがより重要になってきた

この流れも大きいと思います。すべての産業ではありませんが、特にある程度洗礼されている市場(大手企業が既にいる市場のように効率化が進んでいる市場)では「Is the era of management over?(図だけでも参照ください)」にあるように、ビジョンドリブン、ネットワーク、エンパワーメント、実験型の事業開発になりつつあります。日本でも一部の一次産業やサービス業、地域産業の一部には効率化が効く(ヒエラルキー、計画型)ところもあります。一方でイノベーションを司るようなスタートアップ的、あるいは、社内でのイノベーション枠(別軸)の世界ではよりチームアップが重要になってきたといえるでしょう。

結局は残ったものが良いチームだったと後で評価されるのではないか?

スタートアップの"共同創業者"を選ぶ技術」にノウハウ的なことは書いてあります。皆さん、いろんなチームアップをします。大学や、大学院や会社の同僚だった(←これが多いですね)、ある程度同じ経験、プロトコルを持った(←これも必ずしもではありませんが)などなど、があります。多分、ここで考えるべきなのは・・・

チームアップは基本的に失敗する

ということではないかと。私自身、2009年からベンチャー系の世界におりますが、12チームぐらい創った気がしますが、結局、ある程度自走できたのが2つということを見るに、そもそも、チームアップは基本的に失敗するのではないか?と。なので、失敗することでチームアップに関しての能力もレベルアップしていくことであるということと・・

結局、後付ですが、生き残ったのが良いチームだったではないかと

思えてくるのです。確かに、チームアップの能力はつくかも知れないが、それでも完璧にはならない。

まずは組んでやってみるしかないか

過去に一緒になにかやった人(クラブ活動、勉強、仕事など)がやりやすいのは事実ですが、人は時間でも場面でも変わりますし、そもそも揉め事がないことがありえないですし、まずは、組んでやってみるというところかと思います。とにかく、人間はひたすら先入観に突き動かされますので、客観的にどうなんだ、ということと、チームの空中分解を恐れない(恐れますけど!)ということかなぁと思います。こんなことをやりたい!と言っていれば、じゃ、一緒に少しプロトタイプでも、とか、イベントでも、とはなりそうな感じです。その時にリソースの無いベンチャーですから、評論家にならずに、「手を動かしてくれるか」あたりで判断するしか無いかと。後は、いわゆる正しい野心、チームのためか、それとも、個人が勝ちたいのか、あたりを見極めるしかない(冷静に)と思えます。

ある、経営者の人は、仕事の実力よりも「良い人」をというのがありました、これも一理あるかも知れません。少なくともチームメイトは(創業者はなかなか「良い人」ともいかないでしょうが)。

お金面はまずは手弁当がいけるか

起業で収入の部分は難しいですよね」に書いたように、初動は、というか、当面、お金もありませんので、手弁当で将来に向けてできる人たちと組んでいくしかない感じです。イベント行く、どっかのワークショップでも行く、などでなんとか見つけてやってみる感じですね。後は信用できそうな人の紹介とか。どのような形でも(飲み会でも、イベント一緒にでも、何かの相談事でも)とにかく、人と話して何かを一緒にして、とこれ、人に会うこと自体が採用活動ですので、もしかしたら、目の前で対峙している人は将来の自分のチームになるかもしれない?(例えば立場上、厳しいこと言うような大手の人とかでも)という目で見ていくのがいいのではないかと。

創業チームを創るのもたいへんなので、まずは、縁を信じて、色々一緒にやってみる、後は、様々なところで話す人も何かのご縁があるかも?とネットワークを大切にすることが肝要だと思っております。

Original
投稿者
Goda George
共同代表 取締役:01Booster Inc.

MBA、理工学修士。東芝の重電系研究所・設計を経て、同社でSwedenの家電大手とのアライアンス、中国やタイなどでのオフショア製造による白物家電の商品企画を実施。村田製作所にて、北米向け技術営業、Motorolaの全世界通信デバイス技術営業を実施、その後、同社の通信分野のコーポレートマーケティングにて全社戦略に携わる。スマートフォン広告のNobot社に参画、同社Marketing Directorとして主に海外展開、イベント、マーケティングを指揮、KDDIグループによるバイアウト後には、M&Aの調整を行い、海外戦略部部長としてKDDIグループ子会社の海外展開計画を策定、2012年3月末にて退社。現在は01Boosterにて事業創造アクセラレータを運用すると共にアジアにおけるグローバルインキュベーションプラットフォーム構築を目指す。

Goda George の新着記事