16:30~17:20|GLOCAL PANEL DISCUSSION
東北発・グローバル展開スタートアップによる挑戦のリアル。海外市場で勝負するために必要なものとは?実体験に基づいた、挑戦と突破のストーリーを共有するトークセッション。
パネリスト
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Blum Tamir
(ブルーム・タミル)輝翠株式会社
CEOイスラエル生まれアメリカ育ち。UCLA修士、東北大学院にてPhD取得(研究テーマはAI for lunar rovers)。大学院時代に東北地方を旅行し果樹農家でボランティアをした経験して日本の果樹の高い品質と地方の人口減少・労働力不足を知ったことから、自身の研究テーマを農業に応用するビジネスを考案。2021年Kisuiを創業。2024年に自律走行可能なAIロボットをリリース。2025年から当初のターゲットである農業分野だけでなく建設分野にもサービス範囲を拡大。創業から4年で事業規模は従業員20名(国籍は15カ国以上)まで増え、2025年5月に柏市にR&D拠点を新設。MIT Innovators under 35 、Forbes 30 under 30。趣味は妻、愛犬と遊ぶこと。
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遠藤 哲郎
パワースピン株式会社
代表取締役 兼 最高執行責任者1962年 東京生まれ。1987年 東京大学理学部卒。1987年 東芝入社、NANDメモリの研究開発と事業化に従事。1995年 東北大学電気通信研究所講師に着任、同年 2012年 東北大学大学院工学研究科教授、現在に至る。加えて、2012年より東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センター センター長兼務。2012年より仙台市国際産学連携フェロー、2017年より東北大学リサーチプロフェッサーを拝命。3DNANDメモリ、STT-MRAMやSOT-MRAMなどの高集積不揮発性メモリ、不揮発性ロジックや高性能CMOS回路など超低消費電力化アプリケーションプロセッサー、GaN on Siベースパワーエレクトロニクス技術に関する研究に従事。2016年産学官連携功労者表彰「内閣総理大臣賞」、3DNANDメモリの発明により、2017年全国発明賞などを受賞。2023年IEEE Fellow。
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谷川 ゆりか
amu株式会社
共同創業者2017年、立教大学経営学部を卒業。在学中は、グローバルスタートアップカンファレンス「Slush Tokyo」でHead of People Operationsを務め、約500人のボランティアチームをマネジメントした。
卒業後は、イベントレジスト株式会社に初の新卒社員として入社。B2Bイベントプラットフォームのセールスを6年間担当し、多様な業界の企業と向き合いながら、イベントのDXや顧客体験の設計に取り組む。
2023年より、amu株式会社に参画。廃漁網を素材に、循環型のものづくりに挑戦しながら、バックオフィスと製品製造のマネジメントを担当している。
「いらないものはない世界をつくる」というミッションのもと、事業も現場も両方に関わる、スタートアップらしい日々を満喫中。
モデレーター
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川島 健
株式会社ゼロワンブースター
取締役早稲田大学政治経済学部卒。日系医療機器メーカーにてEMEA地域の新規市場開拓、外資系医療機器メーカーにてプロダクトマーケティングに従事した後、2017年に事業創造アクセラレーター01Boosterにジョイン。Directorとして、複数のアクセラレータープログラムのマネージメント、ベンチャー投資、及び海外のアクセラレーターとの連携を推進。 クロスボーダー投資・進出を促進すべく、2018年にアジアのVC・アクセラレーターのコミュニティであるAcross Asia Allianceを創設。2020年7月にスタートアップ連携管理に特化したSaaSを提供する株式会社InnoScouterを創業。2021年10月にM&Aを通じて01Boosterグループに参画。新規事業担当取締役に就任。