金丸さんの後は01Boosterの鈴木代表からアイデアの出し方に関して説明しました。
その後はアイデアディスカッションです。まずはアイデアの拡散フェーズ。大きくお菓子x〇〇という軸で「制限を付けずに」様々なアイデアを出して頂きます。6チームに分かれて2名が森永製菓さんの社員さん、2〜3名が社外の有識者です。活発な議論が交わされております!
世界を飛び回るコンテンツに強いForce of WillのCEOの宍戸さんやヘルスケア系大手の青地さんにも参加いただきました(右下と左上)
次にそのアイデアを紙にまとめて広げていきます。今回は6組のチームを創りましたが、サポート役に社会人大学院を出ている鈴木勝さんと濱地さんに3組づつのサポートを願っております。
森永製菓の社員の方も活発に意見を出します。右端が鈴木勝さん、真ん中がヘルスケア系の谷さん、縞模様がITエンジニアの阿部さんアイデアをまとめたらどのアイデアが良いかを皆で見て回ってもらいます。ここで良いと思われたものが必ずしも良いわけではありませんが、共感を生んでいることは事実。但し、非常に大型のビジネスのはその瞬間は存在しないので分からない場合も多い(共感を呼べない)。この兼ね合いが難しいところです。
急成長ベンチャーのOffice DE YASAI/コンペイトウ社の渡邉Co-Founderも参加
更にビジネスアイデアをブラッシュアップしていきます。皆様の笑顔がいいですね。
笑顔でディスカスする森永製菓の営業の雄(真ん中)と元Yahoo Japanで起業家の澤野さん(左)
昼食の時も会話は止まりません。皆さんの新規事業への熱い情熱を感じずには居られない瞬間です。皆さんそれぞれが熱い想いを持ってますからね。製造業の人は真面目です。それだけ真面目にお菓子産業をなんとか盛り上げていきたいという想いは人一倍強いと思うんですよね。
チームで仲良く昼食(左端はVoyageの新井さん)
さて、午後の部も開始です。アイデアを更に深堀りしていきます。どこが良いのか?実現可能性はあるのか?文化や世界は変えられるのか?
チームを見まわり議論を促す濱地さん(真ん中:WBS起業部より協力出演)
森永製菓社員の方とディスカッションする元サイバーの小田さん(紺シャツ)その奥はイラストレータ&漫画家のヌッキーさん
アイデアの良いところ、悪いところ、そしてどうやったらできるのか?をディスカッションしました。起業系では「どうやったらできるか?」というできることを前提に話をします。一方、社内新規事業は問題点を深堀りしてしまう傾向があります。この点に気をつける必要があります。本日の各チームのアウトプットである2分間のピッチをまとめる前に鈴木代表からピッチに関して説明しました。「もう一回聞きたい」と思わせることがピッチでは重要ですね。
最後のピッチをするためのまとめあげに入ります。白板に説明内容を書き込んでいく皆さん。森永製菓の社員さんも社外の起業家、有識者も混ざってまさに共同作業が進みます。熱いです!分野や立場は違えど「日本が事業創造できるようにして皆が夢を見れるように!という想いは一緒」だと思うんです。
さて!第一日目クライマックスの2分間ピッチ大会開始!2分間で各チームから今日のところで一番良さそうな案をまとめてピッチしました。
森永製菓の方も結構なパフォーマーですね。どっちが起業家か分からない感じでした。皆さんの熱い思いに感謝!ピッチの後には各チームで森永製菓の社員さんと社外の方から一言づつコメントを頂きました。「楽しかった!」「色んなアイデアが出てきてビックリした!」などの声が上がりましたが「お菓子メーカの人はお菓子を中心に考える。IT系の人はそちらを主軸に考えるのでその軸の違いが良くわかった」といったオープン・イノベーションの息吹を感じさせるコメントも興味深かったです。
そして今回はこのような会を催せたのは新領域創造事業部の皆さんと大橋部長の勇気ですね。
皆様本当にありがとうございます!
弁当を運んだり案内したり終始アイデアソンの円滑な運営に尽力頂いた熱きHEROの大橋部長が最後に挨拶
終わった後は懇親会です。皆さんがそれぞれのディスカッションを続けます。
150年の歴史を持つ岩井の胡麻油の岩井さんにも参加頂きました。日本は430万社の中小企業があり、01Boosterは彼ら・彼女らと一緒に世界を変えたいのです。
世界を変える若い3名の勇者が熱くディスカス(左から教育系起業家の岡田さん、森永製菓の社員さん、ITエンジニアの阿部さん)
10日間のチームでのディスカッションを経て11/18には森永製菓の社長さんを含めた聴衆の前でプレゼンです。どのようなプランがブラッシュアップされて出てくるか今からとても楽しみです。
世界を変える取組は少しづつかも知れませんが着実に動いています。そしてこの動きは誰にも止められないでしょう。どのような形であろうとも、日本が新しい産業をもっと産む事ができるようなり、皆が夢を見れる国にしたいという熱い想いは皆さんが共通に持っているのですから。
大人こそ今、大志を抱く時。 NOW, Man and Women be ambitious for your children and future...