01Blog / 言葉よりも行動、行動力の差と人を見極めるということ

2016.04.01

行動は人によって大きな差がでます。結局、何を言ったかよりも何をやったかで冷静に考える必要があると思っています。また、多くの成功するスタートアップはやはり行動力がずば抜けています。結局のところ発生する様々な問題・課題・要求に関して、必要な行動を即座に、時間がかかったとしても確実にできるかどうかが勝敗を決めるのではないでしょうか。これは結果的に企業内にも当てはまるのではないでしょうか。

行動力の差が起業の勝敗を分ける

行動力は本当に人によって大きく違います。多くの場合、ケツに火が付いているのもあって、ベンチャー系は良く行動しますが、特に成功を収めるようなベンチャー系の人々は圧倒的に行動力があります。時に考えていないのではないか?と思うぐらいに(いいねと思ったらそのまま手が動くような短絡回路があるかのごとく)。少しづつ行動していくことで、段々と行動力も鍛えられていくのも事実ではありますが。

問題は成功や急成長するベンチャー系の人は圧倒的に行動力があるのです。仮にCEOがそうではなくても、そこを実行に移すCOOがいたりします。直ぐに決断して、トライして、PDCAを回す。当たり前ではあるんですが。。これを言い表すのが難しい。現在、全米4位の宍戸氏は一般企業の600倍で動いたと言ってますね。

追いつけないほどの圧倒的な行動力、時にそれは地道なコツコツとしたものでもあり、時にそれは狂気にも見える程の行動力です。

2. 何を言ったのかではなく、どんな行動をしたのかは人を見極める一つの方法

大手企業同士・企業内では長期的な関係を重視するという事と、個人対個人というよりは企業対企業となるのでそこまで大きな問題は生じない気もします。ベンチャー企業の場合は、この関係が薄い(あるいは無い)ので、一味違います。人心は、どんな男に向かうのかという早坂氏の書籍があります。この中のこの言葉ですね。

外国が交渉相手をタフネゴシエイターと評価するのは、約束事を期限内に実行できるかどうか、判断基準はそれだけ。

それ以外の英語力・学識・教養などは添え物であるとのこと。ベンチャーにおいて人を見るときには一つの基準になると思います。もちろん、時に都合もあるでしょうし、言ったことを忘れてしまうこともあるので、約束事を守ったかどうかを一度では判断できませんが、ベンチャーの場合は相手はそこまで自分たちの事を気にしませんので、時に情報やノウハウ収集だけのために、連携や協力、将来のビジネス発注を匂わせて来ることは多々あります。そのために目くじらを立てても仕方がない。そのような扱いを受ける事自体甘いと思います。

さて、比較的良いことをいう人は後々、あれ?っとなることが多いのが実情です。総論反対の無いような話、もっともらしい評論は誰でもできますので。ベンチャーの場合は大企業同士の会話とは全く違うインセンティブが働くと理解しています。人間は感情に流されますから「あんなこと言ってたのにそんなはずはない」ということが多々あります。そうではなく、では、客観的に観て具体的にどんな行動をしてくれたのか?、実際に何をしてくれたのか?という言葉ではなく行動で判断する冷徹な見方が必要になってくると思います。

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