【01Blog】海外の起業状況「エストニア」のICT系Startupに関して

2014.04.27

"e-stonia"(e-Estonia)と呼ばれるようなIT大国であるエストニア。エストニア発のStartupといえばSkypeが有名だと思います。 そもそもエストニアがどこにあるかというとここ(下図の濃い緑)。人口は130万人強、経済規模的には日本の規模の小さい県程度(鳥取・高知)ではあります。面白いのはNATOのサイバーセキュリティのセンター(CCDCOE)がこのエストニアにあること。これだけでもICT技術が高そうなイメージをもてます。 エストニア自体のICTに関してはこちらに2頁ほどの解説がありますので参考に。元々が小さい国ですから徹底的にICTで差別化するという意気込みを感じる内容です。 全てでは無いでしょうがEstoniaのStartupのエコシステム(各対応機関・団体)の情報がこちらにあります。ではどのようなStartupが存在するのか。こちらをベースに少し引っ張りだしてみます。 TransferWise SkypeとPaypalを立ちあげたチームによるとサイトに表記があります。これは手数料ゼロの海外送金取引として有名ですね。 Plumber これはJavaのソフトウエア開発においてメモリーリークを70分以内に見つけるサービス。Freeのサービスもありますが、5万円〜13万円/年程度なので、手間を考えると重宝されるサービスと思われます。 Weekdone これはチームのコラボレーションツールですね。チームの成果をダッシュボード的に見やすくしたり、後は、インターンや外部で働いている人とのコミュニケーションを良くするイメージです。 その他のサービスも面白いですね。サービス的なStartupよりも少し技術的なStartupが多いイメージでしょうか。 Marinexplore : 海洋系のデータ解析のサービス Cloutex:これは様々なICTのサービスをシンクロさせるイメージ fortume:80カ国で使えるモバイルペイメント Testlio:モバイルアプリのテストサービス Signwise:x-boarderのe-signatureサービス その他はERP、CRMなどがありました。Estoniaからも目が話せないですね!

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