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e-stonia"(e-Estonia)と呼ばれるようなIT大国であるエストニア。エストニア発のStartupといえばSkypeが有名だと思います。
そもそもエストニアがどこにあるかというとここ(下図の濃い緑)。人口は130万人強、経済規模的には日本の規模の小さい県程度(鳥取・高知)ではあります。面白いのはNATOのサイバーセキュリティのセンター(
CCDCOE)がこのエストニアにあること。これだけでもICT技術が高そうなイメージをもてます。
エストニア自体のICTに関してはこちらに2頁ほどの
解説がありますので参考に。元々が小さい国ですから徹底的にICTで差別化するという意気込みを感じる内容です。
全てでは無いでしょうがEstoniaのStartupのエコシステム(各対応機関・団体)の情報が
こちらにあります。ではどのようなStartupが存在するのか。
こちらをベースに少し引っ張りだしてみます。
TransferWise
SkypeとPaypalを立ちあげたチームによるとサイトに表記があります。これは手数料ゼロの海外送金取引として有名ですね。
Plumber
これはJavaのソフトウエア開発においてメモリーリークを70分以内に見つけるサービス。Freeのサービスもありますが、5万円〜13万円/年程度なので、手間を考えると重宝されるサービスと思われます。
Weekdone
これはチームのコラボレーションツールですね。チームの成果をダッシュボード的に見やすくしたり、後は、インターンや外部で働いている人とのコミュニケーションを良くするイメージです。
その他のサービスも面白いですね。サービス的なStartupよりも少し技術的なStartupが多いイメージでしょうか。
Marinexplore : 海洋系のデータ解析のサービス
Cloutex:これは様々なICTのサービスをシンクロさせるイメージ
fortume:80カ国で使えるモバイルペイメント
Testlio:モバイルアプリのテストサービス
Signwise:x-boarderのe-signatureサービス
その他はERP、CRMなどがありました。Estoniaからも目が話せないですね!
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