01Blog / 若き起業家の悩み

投稿者:Suzuki Norifumi
2017/06/10 00:00

ここ最近大学ラグビーの後輩が複数人起業の相談に来るようになりました。

後輩といっても10歳以上離れているので、学生時代にはまったく面識はないのですが、それでも先輩を頼って来てくれるのは嬉しいもので、何とか応援してあげたくなります。 彼らの心の様相がとても、過去の自分と被るのです。

サラリーマン時代は与えられたタスクをそつなくこなせて、それ以外の課題にも視野を広げられ、社内でもそこそこ評価されている(自画自賛すみません)。起業欲もあるので、近い将来起業しても何とかやっていけそうな根拠ない自信もある。いろいろ妄想が広がり、ビジネスアイディアも沸くように出てくる。 しかし、実際独立起業するとまったく違う。

  • 温めていたビジネスアイディアのほとんどが、リソース調達が不可能、マネタイズが不可能というものだと気づく
  • サラリーマンの優秀さと起業家の優秀さは別ものだと知り、自分が未熟に感じられる
  • 結局自分が何をしたいのか堂々巡りを始める
  • 自信がなくなり、ふさぎ込む気持ちになる
  • 独立している以上ふさぎ込んでいられないので、自分を奮い立たせるが空回りする

総じて、こういう時期を「カオス」というのかもしれませんが、多くの起業家はカオスを一度は耐え抜いていると思うんです。

人それぞれ対応方法は違うと思うのですが、今の自分が過去の自分に伝えられるとしたらアドバイスは以下のとおりです。

  • 綺麗な答えはないことを知る 結構理想を描いていたり、綺麗な起業ストーリーを描いているのですが、そんなの妄想に過ぎないし、上辺のビジネスプランに過ぎない。
  • ひとりで活動しない、同じような起業家達が集まるコミュニティの中に入る みんな同じように悩んでいることを知るだけでも精神安定するし、一人で考えるよりも、壁打ち相手がいることは有効です。またリソースの選択肢も一気に広がりますし、巡り合いと相性によっては多大な支援を受けられる可能性もあります。
  • 考えてばかりではなく「行動」する。 若干自分の理想とずれていても、行動することで糸口が見えてくることもあるし、行動という目標があれば悩む暇がなくなります。その行動の延長線がビジネスになるケースは多いです。「行動」するときに素直に「お金になることだけやる」という割り切りもときに有効だと思っています。

とても単純なことだけど、同じようにカオスを経験した人から言われれば、起業なんてそんなものだとふっきれてくれるんじゃないかと思っています。大したことをお伝えできないのですが、01Boosterを頼ってきてくれた方には少しでも元気になってくれるように一生懸命支援します。

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Suzuki Norifumi
代表取締役CEO 01Booster Inc.

大学卒業後、ゼネコン主計部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ入社、管理部門を統括するコーポレート管理室長。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。その後、エムアウトにおいて教育事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却するとともにその後3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、事業創造アクセラレーター株式会社ゼロワンブースターを創業し、起業家支援、企業向け新規事業開発支援事業を展開。日本を事業創造できる国にして世界を変えるために事業創造プラットフォーム構想を推進している。

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