ある高名なインキュベーターのお話しを聞いて「なるほど」と思ったこと。
やりたい起業(事業)のネタがある人間の方が少なく、そしてネタは定まっていないが、とにかく起業をしたいという人間の方が多数派であるという事実。私も明確に後者です。
どうしてもやりたい事業のネタはないし、事業開発していると大体どこかで飽きてしまいます。
であれば、インキュベーターが創ったビジネスアイディア(プラン)を「とにかく起業したい人間」にやらせてみるというアプローチは相性がいい。そして、どうやら、そのやり方をした方が成功確率が高そうである。今、上手くいってそうな(推測含みます)インキュベーターやアクセラレーターはどちらかというとこのやり方のイメージが強い。
それでも、巷ではよく、起業は「じぶんでどうしてもやりたいことを探すこと」等と言われていますし、私も言ったりしています。当然、これも否定されるべきことではありません。事業開発プロセスで確実に振ってくる大量の困難に打ち勝つには「どうしてもこれをやりたい」という信念や覚悟が重要です。そして、周りの人達を巻き込むためにも狂ったような思いがあるほうがいいです。
一方、やりたい事業のイメージに強いこだわりがあると、以下のような傾向があるかと思います。
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※2014年頃のブログのリバイズです。