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SPINX NOVARE 2024

東京都「SPIN X10」事業の一環として、表記イベントを開催いたします。
「SPIN X10」とは、事業会社に眠る才能を「スピンオフ・スピンアウト」によって発掘し、新規事業開発を促進するプログラムです。今回のイベントは、スピンオフ・スピンアウトを日本国内でさらに促進することを目的とし、スピンオフ・スピンアウトによる事業開発に取り組む事業者などを登壇者に迎え、参加者に有益な情報を発信し、実践的な知識とネットワークを提供したいと考えております。

■タイムスケジュール(予定)
・16:00〜16:15 オープニング/SPINX活動紹介
・16:15〜17:00 パネルディスカッション
「新事業はこう創れ!日本を変える東レ発スピンオフプロジェクト」
(ご登壇者)
 ・東レ株式会社 取締役 副社長執行役員 首藤 和彦 様
 ・MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社 代表取締役 西田 誠 様
(モデレータ)
 ・株式会社ゼロワンブースター 代表取締役会長 鈴木 規文
・17:00〜17:10 参加者間意見交換
・17:20〜18:30 SPINX10採択者ショートピッチ / クロージング
・18:30〜19:30 懇親会

■登壇者

首藤 和彦 氏
東レ株式会社
取締役 副社長執行役員

1980年 東レ入社。主に繊維テキスタイル営業を担当。国内での繊維事業拡大に携わる。
1989年以降、タイ、マレーシア、中国で通算16年勤務。プラザ合意後の円高や90年代後半の通貨危機を受けて、地域に根付いたアジア繊維事業基盤強化に尽力。
2016年 常務取締役 在中国東レ代表。繊維に加え、樹脂、ケミカル、フィルム、医薬・医療、水処理など幅広い事業を展開。中国での事業成長を牽引。
2022年 専務執行役員 樹脂・ケミカル事業本部長。
2023年 副社長執行役員 営業全般担当。

西田 誠 氏
MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社
代表取締役

93年東レ入社。20代で当時の先端素材フリースの新事業に挑戦し、ユニクロへの飛込営業で大型契約を獲得。東レと同社の取組のきっかけをつくった。2度目の新事業では、素材から最終製品までサプライチェーンの延伸に挑戦。7年で50億円規模まで拡大し大きな成功を収めた。これらの新事業は今や約1兆円規模に成長した東レ繊維事業を支えるコンセプトの先駆けと言えるものであった。現在、3度目の新事業として東レグループ初のD2C事業「MOONRAKERS」に挑戦中。昨年末、「出向起業」制度の活用でスピンオフによる独立会社を設立し、本年「日本新規事業大賞」を受賞するなど、現在大きな注目を集めている。

モデレーター

鈴木 規文
株式会社ゼロワンブースターホールディングス
代表取締役 CEO

99年カルチュア・コンビニエンス・クラブ⼊社、管理部門を統括するコーポレート管理室⻑。東証マザース上場、東証1部指定替えプロジェクトメンバー。06年エムアウトにおいてアフタースクール事業「キッズベースキャンプ」を創業するとともに、兼務で新規事業開発シニアディレクターを歴任。同事業を東急電鉄に売却、3年間のPMIを経て、同社取締役退任後、11年事業創造アクセラレーター01Boosterを創業し、起業家⽀援、企業向け新規事業開発⽀援事業を⾏っている。

■SPINX10採択者

藤井 聡史 氏
RainTech株式会社 代表取締役
(プロフィール)
1985年福岡県生まれ。広島大学院機械システム工学科を卒業後、大手自動車部品メーカーへ入社。生産技術としてIoT、自動化、AIなどの新規技術を用いて、生産性向上・品質改善・働き方DX推進に12年間従事。自身が培ってきた技術・知識を活かして「災害による突然の悲しみをなくす」ことを目指して、2022年4月にRainTech株式会社を設立し、防災テックソリューションを開発・提供中。
(事業内容)
モノづくり現場の安全巡回をDXするアプリ「デジパト」を開発中。従来の紙帳票での現場巡回作業をデジタル化し、発見したリスクを即時データ化、KPIボードで管理・可視化します。エクセル転記作業が不要となり、そのまま会議資料に使えるため資料作成時間も大幅に短縮できます。蓄積したデータから類似事例を検索・提案するアシスタントAIを構築し労災防止を支援し、世界中のモノづくり現場から労働災害を無くします。
萩野 小青 氏
全日本空輸株式会社
(プロフィール)
ANA総合職。上海生まれ東京育ち。入社以来、オペレーション部門の現場から管理までを経験し、ロシアウクライナ情勢下においては中央アジア新経路開拓に携わった。その後、自らANA新規事業提案制度に応募して、ファイナリストまで残る。ご縁があって現在は制度を運営する側に回り、企画者への伴走支援ならびに教育や制度設計に携わる。
(事業内容)
新規事業提案制度の運営の傍ら、ANAGの「富裕層ビジネス」を担当。第一弾としてプライベートジェットを使った贅を尽くした日本列島縦断体験を企画。イベント、食、美容、資産など上位顧客に向けたさまざまな新規事業の企画実行を担っている。
山上 博子 氏
株式会社100 代表取締役
(プロフィール)
塩野義製薬株式会社営業職(15年)→経営企画部→ベンチャー出向→新規事業関連業務に従事。2023年3月に株式会社100を副業起業。
(事業内容)
カフェでがん検査~乳がん検査からアップデート~
小笠原 広大 氏
TONOME株式会社 代表取締役CEO
(プロフィール)
株式会社リコーに新卒で入社し、国内大手営業を経験。その後、生販管理/海外マーケティング/R&D/新規事業開発/経営企画として経験を積み、2019年統合型アクセラレーターTRIBUSの初代リーダーとして制度設計~運営に従事。直近までは生成AIを含む自然言語処理技術を活用したAI事業の企画/米国展開を担当。
(事業内容)
経験・勘・気合によるマネジメントスタイルからの脱却を支援する、チームマネジメント支援サービスを展開。[1] 状況把握を1秒で行える、個人の負荷を起点としたチームのためのワークアシストツール=TONOME(トノミー)[2] 外部専門家が介在することで個人と組織が継続的に成長する好循環を生み出すコーチングサービス=TONOMEメンター [3] 研修及び業務可視化を通じた組織コンサルティングサービス
岩城 陽大 氏
Star Signal Solutions株式会社 代表取締役
(プロフィール)
2011年JAXA入社。文部科学省宇宙利用推進室、内閣府宇宙戦略室等を経て、在ウィーン国際機関日本政府代表部では、宇宙活動の長期持続可能性(LTS)ガイドライン採択(2019年)や宇宙資源WG設立(2021年)に携わるなど宇宙空間の国際ルール作りに従事。2023年JAXA べンチャ―としてStar Signal Solutions株式会社を設立。京都大学法学部卒。S-Booster2021審査員特別賞、始動Next Innovator2022シリコンバレー選抜派遣、未来X三井住友海上賞、Think globally Act locally賞(JTB賞)W受賞。
(事業内容)
宇宙ビジネスの発展により、宇宙での交通事故の発生リスクが高まっています。私たちの日常を支えるGPS、天気予報、災害監視などの様々なインフラサービスが、世界中である日突然使えなくなってしまう重大なリスクです。Star Signal Solutions(スターシグナル・ソリューションズ)は、 JAXAで培った技術の活用により宇宙空間を監視し、衝突事故防止ナビの提供など、地上の暮らしと宇宙の安全を守るためのソリューションを提供しています。
岸本 明弘 氏
DO・CHANGE株式会社 代表取締役
(プロフィール)
1998年清水建設株式会社入社。現場での原価管理や事務をスタートに本社や支店で営業、総務、人事、不動産仲介、不動産開発、債権回収事業等を幅広く経験。2021年知人を介して、特許技術を開発したポリテック香川の当時の社長から、炭化した被覆部分について相談を受けたのが起業のきっかけ。2022年社内起業制度発足に伴い、応募。審査合格後、起業活動開始。2023年香川高等専門学校客員研究員、2024年DO・CHANGE設立 代表取締役就任
(事業内容)
開発途上国で「野焼き」(被覆廃線にガソリン等をかけ火で焼いて銅を取り出す手法)で有価金属を抽出している。野焼きは、健康被害と大気汚染を引き起こしている。ポリテック香川株式会社と香川高等専門学校が共同で開発した特許技術(被覆細廃線を廃油で揚げ、被覆を炭化させた上で真空状態の減圧条件下で乾燥させると、被膜が自然にはがれて中の銅線を簡単に取り出せる)を利用して、社会課題の解決と資源循環の一翼を担う。
神﨑 康治 氏
株式会社ユニファ・テック 代表取締役CEO兼CTO
(プロフィール)
2011年に大手IT企業へ新卒入社。ネット銀行の開業プロジェクトや保守運用にエンジニアとして従事するなかで、ITシステム運用者の犠牲(過酷な労働環境)の上で社会インフラであるITシステムが安定稼働していることに気付く。企画職に転身したあとは、社内新規事業提案制度の企画・運営に従事。2023年に同制度を活用して磨き上げた事業をスピンアウトさせ独立起業。大企業で培った経験・スキル・人脈をフル活用して、エンジニアの幸福度最大化を目指す!
(事業内容)
現代人のライフラインとも言える銀行システムや通信システム。今、人口減少によるIT人材不足のため、ITシステムの安定運用が困難になっている。従来はテレワーク環境のセキュリティ担保が難しく、地方や世界からシステム運用者を雇用することができなかった。しかし、弊社が世界で初めて開発した高セキュリティワークブースを利用することで、地方や世界をテレワークで繋ぎ、IT人材不足を解消する。
西川 暢子 氏
富士通株式会社
(プロフィール)
大阪勤務の社会基盤SEを経て新ビジネス推進担当時の2013年に微細藻類プロジェクトを立上げ、2017年に環境分析のグループ会社、富士通クオリティ・ラボ・環境センター株式会社に異動。浜松で単身赴任をしながら研究機関や大学と共同研究を行い、2021年に海産性微細叢類によるブルーカーボンプロジェクトに参画。
2022年富士通の新ビジネス創出プログラムFujitsu Innovation Circuit(FIC)にブルーカーボンのテーマで採択された。現在出向起業準備中。
(事業内容)
私たちは、藻場等の海洋生態系による炭素吸収源、ブルーカーボンによるカーボンニュートラル実現のため、大学・研究機関等の研究者とともに藻場創出ソリューションの技術開発を行っています。私たちの技術は、従来の手法に比べ人手・費用を大幅に低減することで日本全国に広く普及できるとともに海外への展開も目指しています。
桶田 一夫 氏
アルファクエスト株式会社 代表取締役社長兼CTO
(プロフィール)
三井住友海上で海外物流を長く担当。同時期に国交省、農水省とも海外輸出支援で連携していた海外物流のプロ。早くからハイパースペクトラムやAIでの物流リスク解析をしたり、リスク感知ゲームを業界初で製作したりと、新技術を次々に実行に移す業界の異端児。
最近、コールドチェーン技術を深化させ、既存の10倍の長期保冷能力を持つ非電源の保冷ボックスを開発し、物流の脱炭素化を目指して、日本の低温・定温国内外物流を拡大支援するスタートアップを起業した。
(事業内容)
一言で言えば、世界中の低温保冷輸送の常識を変える事業。
日本の輸出の99%は海上輸送です。そして、その保冷輸送はリーファーコンテナ一択です。冷蔵装置付きで、長さは12mもあり、CO2も大量に排出します。
そこで、当社は非電源で60日輸送可能な小型保冷デバイスを作りました。(既存の主なボックスは5日程度が最大)これで、輸出未経験の小ロット中小企業も低コストで、しかも脱炭素で輸出が可能となり、日本の経済を復活させることが出来ます。
時久 航一 氏
第一三共ヘルスケア株式会社 CVCシニアマネージャー / イノベーション戦略リーダー
(プロフィール)
ライオン㈱にOTC医薬品の製品・技術開発、新規事業開発・支援の経験を経て、R&DにおけるAI活用・DXをリード。現在は第一三共ヘルスケア㈱でオープンイノベーションを担当し、主にスタートアップ協業に向けた仕組みづくり、新規事業開発に注力。傍ら、IT系スタートアップベンチャーである㈱Tech0でイベント統括、PdMを兼任し、大企業・スタートアップの両面から日本の変革を志している。Biz-Tech×ヘルスケアが専門領域。

■イベント概要「 SPINX NOVARE 2024 」
・主催者:株式会社ゼロワンブースターキャピタル
・日 時:9月4日(水)16:00 ~19:30
・会 場:温故創新の森NOVARE (東京都江東区潮見二丁目8番地20号)
・参加費:完全招待制(無料)
・対 象:SPINX10採択者、VC、CVC、新規事業開発関連部門のマネージャー(課長職)クラス以上、それに準ずる方(1社あたり付き添いの方含め2名まで)
・定 員:100名(申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます)

※申込締切は9月1日(日)とさせていただきます
(9/2追記)応募は締め切らせていただきました。

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