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お子さま連れ大歓迎!「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」

2024年7月4日(木)からスタートする「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」。本イベント、実はお子さま連れ大歓迎なのを知ってますか?

今回は、6月28日(金)にIVSの公式プレイベントとして開催されたママ・パパ向け現地サポート説明会&交流会「IVS for Mam and Dad」の模様を振り返りながら、「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」のママ・パパ向け施策について紹介します。
(イベント登壇:IVS KYOTO実行委員会/Headline Japan代表取締役 島川敏明さん、株式会社Josan-she’s 代表 渡邊愛子さん)

IVSとは

「IVS」とは、"Cross the Boundaries"を旗印に、日本の創造性が世界の新しい視点と出会う国内最大級のスタートアップカンファレンス。昨年に続き京都を舞台に「IVS2024 KYOTO」と「IVS Crypto 2024 KYOTO」が同時開催され、200のセッション、登壇者600名に加え、300を超える公認サイドイベントとかつてないボリュームで展開されます。

起業の基礎知識から最新のビジネス動向をキャッチアップすることができ、また、同じ志を持つ人々とのネットワーキング、事業メンタリング、VCとの面談、ミートアップなども行うことができます。

豪華な「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」の登壇者。IVSプレスリリースより

IVSについて、IVS KYOTO実行委員会/Headline Japan代表取締役の島川敏明さんは以下のように語りました。

島川さん:IVSは2007年から始まり、今年で17年目・31回目を迎えるスタートアップの経営者・投資家向けのカンファレンスです。私が代表になった2020年から、中央集権的なカンファレンスではなくプラットフォームであろうとするなど、新しいIVSをどんどんと創っていっています。

 

例えばYouTubeはコンテンツがあって、そこにユーザーがついて、結果としてプラットフォーム自体が面白くなっていったわけですが、それをイベントで実装したのがIVSです。わかりやすい例が「サイドイベント」です。参加している皆がコンテンツを創って、イベントを自分で開催できて、集客できるという形をとっていて、私たちは「そのための仕組みを整えて、送客する」といったことをしています。

なぜ「子連れで楽しめるIVS」を掲げるのか

IVS KYOTO実行委員会/Headline Japan代表取締役の島川敏明さん

東京商工リサーチの第12回全国女性社長調査によれば、2023年の全国の女性社長数は61万2,224人で前年比4.8%の増加を記録している。また、日本政策金融公庫総合研究所による2023年度新規開業実態調査では女性開業者の割合が24.8%となるなど、女性起業家の数はこれまでになく伸びているといえます。一方、女性起業家に対する支援環境を世界的な視点で採点する「Dell WE Cities Index」では、2023年の日本の順位は45位。これまでで最高を更新してはいるものの、世界を見回すとまだまだというところが現状です。「女性の参加比率30%」を目標に掲げる今開催のIVSでも、パネル登壇者、LAUNCHPAD登壇者ともに、最前線で活躍中の多くの女性がその名を連ねました。

さらに、「IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO」では、助産師による妊娠〜育児の支援サービス「Josan-she’s(ジョサンシーズ)」を提供する Josan-she’s と連携して託児サービスなどを展開するといいます。国内のビジネスカンファレンスでは、子どもの姿を見かける機会はあまりないかと思われます。ではなぜ、IVSで託児サービスなどを展開し、「子ども連れで楽しめるIVS」を掲げるのでしょうか?これについて、島川さんは以下のように語りました。

島川さん:私自身も0歳児と3歳児の子どもがいるのですが、親になって初めてカンファレンスや出張がしにくく感じたり、「家族に申し訳ないな」などの想いがすごく出てきたりしました。こうした悩みを持った経営者やCVC担当者が、たくさんおいでなのではないでしょうか。

 

海外ではバケーションのような感じで「家族揃ってカンファレンスに参加して、その後の休日は家族で過ごす」というスタイルが当たり前だったりします。でも、日本のカンファレンスはその感覚がなさすぎて、「変だな」と感じたのです。海外に行けば行くほど「日本はまだまだだな」と実感していることもあり、IVSをよりグローバル基準に持っていきたいですね。その一つとして家族を連れていきやすい文化を作ったり、女性の参加比率を上げたり、そもそももっと上のレイヤーとして女性起業家の数をそもそも増やしたいと考えています。

 

IVSは元々1000人程度の規模感で、女性の参加比率は4%いかないくらいでした。急拡大した昨年は、参加者1万人のうち女性が10%。今年はまず30%を目指して、今後ステップ・バイ・ステップで参加できる人を増やしていき、最終的には50:50になるのが自然な形であると考えています。こうした中、Josan-she’sさんからお声がけいただいて、今回こういうコラボが実現した感じです。IVSやスタートアップがパパママに優しい世界線になるのは不可逆なのではないでしょうか。今後は、さらに加速させたり、世に提案していきたいですね。

 

Josan-she’sと連携した、IVSの託児サービス

妊娠子育てをポジティブにというミッションのもと、低月齢の子どもを安心して預けることのできるプロフェッショナルなベビーシッターサービスを提供するJosan-she’s。新生児の0歳0ヶ月から利用でき、夕方のベビーバスから寝かしつけなど24時間予約可能。また、在宅ワーク時や国内外の出張時などどこへでもサービス提供しており、海外出張の同行も希望に合わせてアレンジできるというサービスです。訪問時に赤ちゃんのお世話や授乳に関する相談をすることもできるので、赤ちゃんを初めてベビーシッターに預ける場合でも安心して利用できます。

Josan-she’sサービスサイトより

株式会社Josan-she’s 代表 渡邊愛子さんは、イベントで以下のように自己紹介しました。

渡邊さん:3年前に立ち上げて、助産師のシェアリングプラットフォームを運営しながら、託児やシッターサービスを運営しています。退院した直後からベビーシッターとして呼んでいただいて、その中でお母さんの育児の習得やパパへの育児レクチャーを一緒にできるようなサービスになっています。水天宮のロイヤルパークホテルさんと産後ケアサービスをやっていたり、オンライン相談サービスなどをやっています。

 

昨年私もIVSに参加したのですが、サイドイベントや会食の場でお子さんを連れて、お子さんを見ながら参加している方をお見かけしました。その時に「来年は何らかの形でJosan-she’sも貢献できないかな」と思っていて。どうやったらママやパパが罪悪感だったり「子どもどうしよう問題」を解決して行こうと思えるかを模索して、今回の託児サービス企画を実施することになりました。

 

日中は場内で、夜間はロイヤルパークホテル京都三条で託児サービスを展開します。お夕食を召し上がったりサイドイベントに参加いただけるように、夜中0時までお預かりできます。お部屋で沐浴も可能ですし、お風呂も入れます。ねんねもご希望に応じてさせていただきます。ロイヤルパークホテル京都三条にお泊まりの方でしたら、お部屋を移動いただくだけですので、うまく使っていただければと思います。

 

株式会社Josan-she’s 代表 渡邊愛子さん

渡邊さん:保育園や託児所は「6ヶ月以上」という月齢の制限があることが多いです。そうは言っても預けたい、安心して見てもらえる場所が必要ということで、助産師であれば赤ちゃんを取り上げる瞬間からのプロなので、私たちの出番ではないかということで取り組ませていただいております。助産師は看護師の資格も持っていることもあり、IVS当日の救護室も担わせていただきます。助産師は未就学児までが対象のため、同社に登録する保育士も参加して対応します。

 

お子さんを預けることがご心配な親御さんもおいでかもしれませんが、Josan-she’s のシッティングサービスはユーザー様に5点満点中4.92点の満足度を得ていますので、ぜひ安心していらしていただきたいです。Webカメラも設置して、お子さんの様子をスマホからご覧いただくこともできますし、ご希望いただいた方にはLINEで「今ねんね入りました」などのご案内も可能です。お子さまを預けていただいていなくても、授乳したい、授乳中で搾乳したいなどといったご要望にお応えすることもできますので、ぜひお気軽にお立ち寄りいただきたいです。

 

今回ご紹介しましたJosan-she’sと連携したIVSの託児サービスについては、以下のNotionで詳しくまとめられています。サービスにはLINEで簡単に登録いただけますので、ぜひご活用ください。
https://josanshes.notion.site/IVS2024-KYOTO-cc0ffbb4ebc24e268b9ee299945d8671

IVS2024 KYOTO託児所募集要項notionページより

 

「IVS for Mam and Dad」では、スタートアップのLeaflowUPBEET!Tokyoにケータリング協力いただき、CBDドリンクやプラントベース&グルテンフリースイーツを楽しみながら、当日参加いただいた皆さんのワークショップなどを実施。参加者同士での自己紹介や、「過去に行ったことがある子ども連れに優しいイベント」「『子どもがいるからIVSに行けない』などのストッパーはあるか」などのディスカッションで、時間一杯まで盛り上がりました。

ケータリング提供スタートアップ

Leaflow (https://leaflow.jp/

Leaflowのビジョンは、CBDを「あって当たり前」の存在にし、より健康的で幸福な社会を実現することです。私たちは、CBDに対する誤解を解消し、その真の価値を広めることで、生活の質を向上させたいと考えています。

UPBEET!Tokyo (https://upbeettokyo.com/

UPBEET!Tokyoでは異なる背景、価値観、選択肢を持つ人が、誰でも一緒に「食」を楽しめることを目的に、日本の発酵食品を使用した健康にも環境にも嬉しいプラントベース&グルテンフリースイーツをお届けしています。

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